桜だより

もみじ編

祇園祭山鉾巡行 

鴨川の氾濫によって疫病がはやらないように祈ったのが祇園祭の始まり。以下の写真は99年7月17日の祇園祭に、京都市役所前のビルから撮影したもの。

長刀鉾 なぎなたぼこ 

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 鉾の名の如く、鉾先に疫病邪悪を払う
 長刀をつけて巡行の先頭を行く。
 古来稚児の乗るのもこの鉾のみ。
 正に威風堂々衆人を圧倒する。
 河原町御池角の左回転は豪快そのもの。
 観衆から思わず歓声が上がる。
 実に圧巻である。
 写真のバックに京都市役所が見える。


                  

白楽天山 はくらくてんやま

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唐代の詩人、楊貴妃の生涯を詠った「長恨歌」で有名な白居易、
別名白楽天が、道林禅師に仏法の大意とは何かを問う両者の問答場面。白色の服が白楽天、藍色袈裟を着たのが道林禅師。


 

占出山 うらでやま 

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神宮皇后が肥前の国松浦で鮎を釣って、戦勝の兆しとしたと言う故事による。

 

函谷鉾 かんこぼこ
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中国戦国時代、斉国の孟嘗君は追われて、
夜明け前に、函谷関に着いた時、
家来に鶏の鳴き声を真似させ、
衛兵の錯覚を引き出し、関門を開けさせて、見事に脱出できたという故事による。鶏鳴狗盗の言葉は有名。

               

船鉾 ふねほこ
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神宮皇后の説話によって、鉾全体を船の形にしている。巡行の時、鉾の上には神宮皇后と三神像を祀る。

鶏鉾  にわとりぼこ

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中国、尭の時代に天下がよく治まり、
訴訟用の太鼓さえも用がなくなり、
鶏が巣を作った故事による。重要文化財。
後方に見えるのは京都ホテル。


橋弁慶山 
はしべんけいやま 

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牛若丸と弁慶が五条大橋で戦う姿を表している。右端の欄干上に牛若丸がひらりと飛び乗っている。弁慶は左端よりに、仁王立ち。


鯉山 こいやま

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中国の龍門の滝、
右端の松の根か流れ落ちる白滝、これを左端の鳥居の辺から滝を登る鯉の勇姿を表している。

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